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2023年12月3日更新

200タキメーター個体の様子、デイトナ16520白文字盤

なお、現在の個体は「L番、白文字盤、4行」という内容でありますが、2014年時点の個体は「5行」と、若干条件が異なります。

とはいえ、筆者としては「200タキの白文字盤」ということが重要かつ、2014年時点で、4行個体と5行個体の相場がそれほど大きく変わらなかったといえるため、今回は完全に条件が一致しないものの比較対象としました。

いずれにせよ、2014年頃において、16520全体のボトム価格は110万円程度だったといえるため、その時点での「200タキ」個体への評価は若干のプラスでしかなかったといえます。

しかし、今となっては、「200タキ」個体は通常個体に対して倍以上という相場になっているわけで、かなり高い評価をされているわけです。

とはいえ、今年に限った話をすると7月時点で16520の200タキは1000万円以上という相場が見込まれたわけですが、現在ではいずれの「200タキ」個体も1000万円以下

特に、初期モノの黒文字盤は希少とされているのですが、最初期のR番、なおかつ黒文字盤という、現在の価値観で“最強”といえる16520でも、現在約997万円1000万円を切っているのが興味深いといえます。

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●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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