116500LN黒文字盤は、前回お伝えした9月時点で「400万円にあとわずか」といった状態でしたが、その後ボトム価格が400万円以上となっていた様子がありました。
しかしながら12月の今、116500LN黒文字盤は約半年ぶりに値下がり状態。
現在の約376万円は、今年6月水準に近いわけですが、これによって6月から9月ごろまでに値上がりした分が失われたといった感覚になります。
近頃といえば、今年デビューした新作の126500LNが中古相場に流通するようになりましたが、このタイミングで116500LNが値下がりしたことが興味深いといえます。
なお、ロレックスは「新モデルが出て、旧モデルが生産終了」となった場合、旧モデルが値上がりするケースが多いといえますが、デイトナについては、116500LNデビュー時の2016年も、今年も、旧型が値上がりするという現象が起こっていません。
それどころか、126500LNが流通したタイミングで、116500LNが下げに転じているわけで、こういった動きを見ると、天邪鬼な動き方をしているようにも見えてしまいます。
斉藤由貴生 著書のご案内
データでわかる腕時計投資の正解 2022/1/26 333ページ |
|
資産価値が上がる腕時計の賢い選び方 2021/12/20 192ページ
|
|
もう新品は買うな! 2016/12/17 190ページ
|
|
腕時計投資のすすめ 2015/9/3 305ページ
|
|