ロレックスにおいての「モデルチェンジ」は、“生産終了となった旧型が値上がりする”という現象が起こるイメージがあるといえます。
もちろん、今回の116500LNのように“モデルチェンジ時に値上がりしなかった”という事例もあるわけで、実際、116500LNが出た際、その1つ前の116520は“全く反応しなかった”わけです。
しかしながら、2020年のサブマリーナや2021年にエクスプローラーがモデルチェンジされた際には、生産終了となった旧型が一気に上昇。
また、2021年3月頃には、「116500LNが生産終了」という噂が流れて、116500LNの相場が上昇したという過去があります。(上昇時の白文字盤記事)(下落時の記事)
そうであるにも関わらず、本当に「生産終了」となった去年においては116500LNは全く反応せず。
それどころか、新型の126500LNが市場に流通したタイミングで“下落”となっているわけです。
なお、黒文字盤については12月中旬時点で約23万円の値下がりとなっていましたが、現在ではそれよりも下落しているといえる状態。
文字盤色問わず、116500LNは“126500LNが出たタイミング”で値下がり傾向に転じ、以降それが続いているといえます。
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