ラジオミールベースは、2005年に「ルミノールベース」のラジオミール版といった立ち位置で出たモデル。
それまでのラジオミールは、「パネライの最高峰」といったキャラクターだったわけですが、このラジオミールベースの登場をもって、ラジオミールはルミノール系と変わりない立ち位置になったといえます。
しかしながら、このラジオミールベースには、高級時代のラジオミールの面影を残す部分が存在。それが、このPAM00231といったK18モデルが存在するという点であります。
同じ「ベース」でもルミノールベースにはK18モデルが通常ラインナップされていないわけですが、ラジオミールベースにはSSとRGが用意。
ただ、最高級モデル時代のラジオミールとは異なり、この231番のムーブメントにはルミノールベースと変わらない手巻きユニタス系のOP Xが搭載されています。
そういったことからか、中古相場で231番は、103番などよりも若干安価といった傾向があります。
そして、それは今でも変わらず。103番は現在188万円、この231番は約159万円という水準。103番と231番は、どちらも同じような比率で高くなっていると感じます。
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