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現在相場考察

“白対黒”の相場差は約13万円、デイトナ116500LN黒文字盤

2024年2月24日更新
ロレックスのデイトナ116500LNについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2023年12月の安値と2024年2月の安値を比較し現在相場を考察。この2ヶ月での変動は16万5150円の値上がりだった。

デイトナ 黒文字盤 116500LNについての考察(2024年2月)

先日、116500LNの白文字盤が値下がりしている様子をお伝えしました。

しかし、同じ116500LNでも、なんと黒文字盤は値上がり傾向になっている様子があります。

去年の12月に、黒文字盤は約376万円となっていましたが、現在では約392万円。この2ヶ月間で16万円ほどの上昇となっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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ROLEX ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.116500LN ランダム番 黒文字盤 自動巻き DAYTONA

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2023年12月
の安値
2024年2月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
デイトナ
黒文字盤
116500LN
中古 0年
2ヶ月
¥3,763,650 ¥3,928,800 165,150 104.39%

白文字盤については、「1ヶ月で20万円以上の値下がり」となっている反面、黒文字盤は「2ヶ月前との比較で約16万円高」といった状態。

その結果、現在における116500LN“白対黒”の相場差は約13万円になっているのです。

かつては、白文字盤と黒文字盤との相場差が50万円程度(例:2021年9月)といった状態が当たり前といった感覚がありましたが、今やその差は13万円程度にまで縮まったわけです。

なお、黒文字盤のボトム価格には385万円の個体がありますが、そちらはすでに商談中状態。また、それを基準値としても黒文字盤が上昇していることに変わりありません。

同じSSデイトナでも、16520の場合「白文字盤が上昇、黒文字盤が下落」という様子が今月見られ、現在「白文字盤と黒文字盤との差が開いている」という様子があります。

かつて「黒文字盤が圧倒的に高かった」という16520では、白文字盤が高くなっている今、なぜだか「最初に白文字盤が高い状態」となった116500LNでは、白文字盤と黒文字盤との相場差が縮まっているのです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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