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2024年3月30日更新

阿部泰治のパテック論 ~第203回~ 希少モデル入荷!『ノーチラス フライバック クロノグラフ トラベルタイム』を2本ご紹介!!

3月に入りお花見シーズンや、2024年の新作発表の時期も近付いて参りましたので、早く桜を見ながら新作モデルの話題に花を咲かせたいものですね。

さて今回は、人気の『ノーチラス』で当店初入荷モデルと、そちらの素材違いのモデルも入荷いたしましたので、是非ともご紹介させていただければと思います。どちらも市場での流通量が少ないモデルとなりますので、お探しの方にはオススメです!ぜひ最後までご覧ください!

【目次】
◆ 「Ref.5990/1A-011」 『ノーチラス フライバック クロノグラフ トラベルタイム』SS
◆ 「Ref.5990/1R-001」 『ノーチラス フライバック クロノグラフ トラベルタイム』18KRG
◆ まとめ

「Ref.5990/1A-011
ノーチラス フライバック クロノグラフ トラベルタイム』SS

2022年秋の新作として発表された『ノーチラス フライバック クロノグラフ トラベルタイム』「Ref.5990/1A-011」。

先代モデルにあたる「Ref.5990/1A-001」が惜しまれつつもディスコン(廃盤)となった2022年。「Ref.5990」シリーズからSS(ステンレススチール)モデルが消え、「Ref.5990/1R-001」の18KRG(ローズゴールド)モデルのみの展開となってしまった、、、と思っていた矢先、まさかの復活を遂げ、喜んだ方も多いのではないでしょうか。

また、先代ではブラックグラデーション文字盤となっていましたが、『ノーチラス』の文字盤では一番人気のブルーソレイユ文字盤として登場したため、もはや今まで以上に人気が集まることになるなと、確信したのを憶えております。


左:「Ref.5990/1A-001」 右:「Ref.5990/1A-011

「Ref.5990/1A-001」のブラックグラデーション文字盤もクールな印象でもちろんカッコ良いのですが、『ノーチラス』と言えばやはりブルーソレイユ文字盤ですよね。

海外を行き来する方であれば特に重宝する機能の一つである”トラベルタイム”。ここで、トラベルタイム機構の使用方法について簡単におさらいしたいと思います。

トラベルタイム機構とは、2つのタイムゾーンの時刻を同時に表示する機構のことを指します。文字盤には2本の時針があり、通常の時針がLOCAL(現地、滞在先)を、スケルトン時針がHOME(出発地、自宅や職場など)の時刻を表示します。

使用方法
▶3時位置HOME(出発地)、9時位置LOCAL(現地)の小窓によって昼夜を判別
▶ケースサイド9時位置の上下ボタンを押してLOCAL TIMEを変更(1時間毎に前後進)
▶12時位置の日付表示はLOCAL TIMEに連動 

日付を単体で合わせる必要が無く、プッシュボタンで簡単に日時調整が出来るのは、煩わしさが無く、使いやすいですね。

スケルトンバックの裏蓋から鑑賞いただけるムーブメントは「Ref.5990/1A-001」と同様の「Cal.CH 28-520 C FUS」。ケース径こそ、40.5mmですが、トラベルタイム機構に加えてクロノグラフ機構も搭載していることで、ケース厚は12.53mmと、インパクトのあるサイズ感となっています。

使用によるスレや小キズこそございますが、ポリッシュされていないケース・ブレスレットがしっかりとした印象の良い個体となっております。

気になる販売価格は、、、

と言いたかったのですが、当店ホームページ掲載前に販売が決まってしまいました、、、本当にごめんなさい!!!

今回、当店”初”入荷という事もあり、販売が決まってしまいましたが少しでもご紹介をと、強行突破してご紹介させていただきました!!なかなかに入荷が難しいモデルではありますが、少しでも早くみなさまにご提供出来るよう、次回の入荷に向けて尽力させていただきます。

 「Ref.5990/1R-001」
ノーチラス フライバック クロノグラフ トラベルタイム』18KRG

ノーチラス フライバック クロノグラフ トラベルタイム』シリーズ待望の18KRG(ローズゴールド)仕様で2021年に登場した「Ref.5990/1R-001」。

水平エンボス模様が施されたブルーソレイユ文字盤には、時分針やインデックスのフチなど、至る所に18KRG(ローズゴールド)素材のパーツが配されているため、ケース・ブレスレットとの相性も抜群で、SS(ステンレススチール)モデルとはまた違い、上品かつ華やかな印象に仕上がっています。

スケルトンバックの裏蓋から鑑賞いただけるムーブメントは「Ref.5990/1A-011」と同様の「Cal.CH 28‑520 C FUS」。重量は265gと、見た目の重厚感に引けを取らない程のずっしりとした着用感がございます。特別な日に着用していたらカッコ良すぎますね。

使用によるスレや小キズこそございますが、ポリッシュされていないケース・ブレスレットがしっかりとした印象の良い個体となっています。

気になる販売価格は、、、

と言いたかったのですが、本コラム執筆中に販売が決まってしまいました、、、本当に申し訳ありません。

是非とも皆さまにご紹介したい!と思った矢先に販売が決まってしまいましたが、やはり希少モデルということもあって、注目度は非常に高かったようです。お探しだった方は、次回の入荷を是非ともお待ちいただければと思います!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

タイミング良く『ノーチラス フライバック クロノグラフ トラベルタイム』が素材違いで2本揃いましたので、是非ともご紹介させていただければと思いましたが、残念ながら販売完了の報告となってしまいました。

逆に言えばこちらの時計をお持ちでご売却を検討中の方は、需要の高さを改めて知っていただけたかなとも思いますので、まずはお気軽にご相談いただければと思います!お渡し出来る金額に関しましても精一杯頑張らせていただきますので、十分にご満足いただけると思います!

引き続き、みなさまにとって有益な情報を少しでも多くお伝えしていければと思いますので、次回のパテック論を楽しみにお待ちください。

ではまた!

●この記事の執筆者
阿部泰治
コミット銀座 店主 銀座著名店で長きに渡り高級腕時計を取り扱い、2016年1月、コミット銀座を創業。 ロレックスやパテック・フィリップをはじめとした希少品やコレクターズアイテムを多数扱う実績を持つ。 時計本来の価値、時価を判断し、委託手数料の業界最安値水準を確立。

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