ルミノールベース PAM00055
PVDの後継として、2000年に登場したパネライのチタンモデル。
文字盤はステンレスとは異なる仕様となっており、通称「タバコ文字盤」と呼ばれる焦げ茶のものが採用されています。
また、チタンケースであることからケースはサテン仕上げとなっており、文字盤の雰囲気合わせて“SSモデルとは違う”ということが分かる見た目となっています。
現行当時、この『タバコ文字盤+サテン仕上げ』というチタンモデルはどれも人気がなく、当時“プレ値”となっていた1番や2番とは異なり、定価以下で購入可能という状態でした。
ちなみに、筆者は2002年にルミノールマリーナの61番を30万円台後半で購入しましたが、選んだ理由は「SSよりも安かった」からであります。
このように、かつては不人気といった印象だったチタンモデルでありますが、2010年代になるとその地位は向上。
特に、タバコ文字盤は2004年に廃止されたためか、人気が高くなっているのです。
「タバコ文字盤」が採用されている55番と61番、また裏スケ後の116番と118番といった各モデルは2010年代になるとSSよりも高い価格帯に位置するようになったといえます。
しかしながら、前回55番をお伝えした2018年においては、55番はステンレスと変わりない価格帯といった状態になっていたのです。
そうなった理由は、パネライが2016年頃から「値動きしない」傾向が続いていたからだと思います。
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オフィチーネパネライルミノールベースPAM00055の価格比較
時計名 | 状態 | 2018年3月の安値 | 期間 | 2024年7月の安値 | 変動した額 | 残存価額 |
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オフィチーネパネライ ルミノールベース PAM00055 |
中古 | ¥456,900 | 6年 4ヶ月 |
¥698,500 | 241,600 | 152.88% |