2022年3月に約611万円となってから、基本的には600万円以上という水準をキープしてきたヨットマスター2のYGモデル、116688。
同じK18でも、WGの116689が400万円台(400-499万円)となっている中、この116688は600万円以上となっていたわけですから、両者の相場差は凄いときには200万円近くとなっていたこともあります。
ヨットマスター2は、2007年にロレックスオイスター系としては初といえるコンプリケーションモデルとして登場。
スポーツ系のフラッグシップを担うモデルとして出たわけですが、近頃の中古相場を見るとあまり元気な様子がありません。
そんな中、この116688だけは、長らく2022年春水準をキープするどころか上回る状態となっていたため、ヨットマスター2でもっとも「高い評価」となっていたといえます。
そんな116688ですが、現在の様子はなんと600万円割れといった状態となってしまっているのです。
本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2024年11月 の安値 |
2025年3月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
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ロレックス
ヨットマスター2 116688 |
中古 | 0年 4ヶ月 |
¥6,048,000 | ¥5,880,000 | -168,000 | 97.22% |
116688の現在ボトム価格(ABランク以上)は588万円といった様子。
これは、前回お伝えした2024年11月に対して約40万円の下落です。
ちなみに、更に安価な個体が現在約530万円で売られていますが、そちらはBランクと記載があります。
ただ、この116688といった上級モデルの価格帯でBランクは珍しく、約530万円という個体が出てきているということも、「安くなった」と感じる要素となるかと思います。