腕時計投資新聞

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2017年1月10日更新

16520が150万円近くなった今、100万円を切る最安値のデイトナとは

最近のデイトナ相場を観ていると、デイトナという腕時計は100万円以上出さないと手が届かないという印象に陥ります。

しかしよく観てみると、まだまだ100万円を切る個体が存在するのです。

昨年8月頃、コンビを問わず、デイトナは全体的に一旦安くなったのですが、その頃1652380万円台で売られたこともありました。

その最も安い16523こそ、シャンパン文字盤16523

ステンレスのデイトナには白文字盤と黒文字盤しかありませんが、金無垢以上になると豪華版という扱いになり、シャンパン文字盤という豪華な文字盤が選べるのです。

しかし、その豪華モデルの象徴が、中古相場では不人気とされ安く買うことができるのです。

しかも2016年11月頃よりステンレスモデルが値上がり状態の中、このシャンパン文字盤は相場がほぼ変わらず、相変わらず100万円を切る価格で買うことができるのです。

今の水準で、デイトナが100万円を切るというのはかなり「オトク」という印象が強いと思います。

また、ステンレスの16520が一旦28万円値上がりして、そこからさらに35万円値上がりしたことを考えるとこのコンビモデルも、もう少し値上がりしても良さそうなところ。

よって、エルプリという強い要素を持つデイトナが100万円以下で買える今、これは検討すべきモデルだと考えます。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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