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現在相場考察

2023年1月に対して約77万円の上昇、GMTマスター2 16718ブラウン文字盤

2025年6月24日更新
ロレックスのGMTマスター216718について斉藤由貴生が執筆。本記事では2023年1月の安値と2025年6月の安値を比較し現在相場を考察。この2年5ヶ月での変動は77万8000円の値上がりだった。

GMTマスター2 16718 ブラウン文字盤 ジュビリーブレスレットについての考察(2025年6月)

先日の記事でもお伝えしましたが、このところ5桁世代のK18スポーツモデルが上昇している様子があります。

今回紹介するのはGMTマスター2の16718ジュビリーですが、前回これを記事で取り上げたのは2023年1月。その際は452万円という水準でした。

それに対して現在はどうなっているかというと、その答えは約529万円。

GMTマスター2の16718もまた、2023年⇒2025年という期間で目立った上昇となっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2023年1月
の安値
2025年6月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
GMTマスター2
16718
ブラウン文字盤
ジュビリーブレスレット
中古 2年
5ヶ月
¥4,520,000 ¥5,298,000 778,000 117.21%

2022年以降におけるスポーツロレックスの値動きといえば、2022年春をピークとして、その後下落したという印象があります。

しかしながら、5桁のK18スポーツモデルについては、2022年春水準を上回っているという状態が見られ、2025年の今が「過去最高値」という事例が珍しくありません。

この16718は、2023年1月に対して約77万円の上昇といった値動きをしているわけですが、現在水準は2022年春よりも高値であります。

2022年2月3月といった時期において、16718全体のボトム価格は420万円台といったところでしたが、現在では520万円台(黒文字盤)。明らかに、2022年2月といった時期よりも現在のほうが「高い」状態なのです。

先日お伝えしたサブマリーナーの16618もまた、2022年2月3月水準に対して40万円規模の値上がりとなっていましたが、GMTマスター2の場合は100万円単位の上昇であります。

いずれにしても、5桁世代のK18スポーツモデルが評価されているといえますが、GMTマスター2は“さすが”だと感じます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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