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値下がり傾向、パテックフィリップアクアノート5165A

このアクアノート5165は2007年に二代目アクアノートとしてデビューした際に「小さいほう」のモデルとしてデビューした時計。

初代アクアノートにおいて38mmの“ラージ”は大きなサイズでしたが、40mmの“エクストララージ”が登場した二代目においてラージは小さなほうとなってしまったのです。

実際、初代の33mmミディアムのように、本当に小さめというわけではないため、「小さなモデル」という印象はない5167。

40mmとの差別化が難しかったため、早い段階で生産終了となっています。

5167と比較して若干安い相場ですが、それでも二代目アクアノートですから高めなことに変わりはありません。

しかし、2012年頃までは108万円という相場だったため、安くなった現在の相場でも実は50万円ほど値上がり状態なのです。

ただ、昨年の170万円という額でも既に売り切れとなっているように、今の価格でもこの時計は魅力的に映ることでしょう。

ラバーベルトのアクアノートは非常に装着感が良く、普段使いしても疲れない時計であるため、買いやすくなっているというのは良いことだと思います。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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