50万円を切っているこの額をみて、かなり安いという印象を受けます。
実際は2012年とくらべて7万円以上の値上がり状態なので、過去の相場と比較すると“飛び抜けて安い”というわけでは無いのですが、今の相場を見ると非常に安く感じます。
ただこの価格、今の相場というより、たまたまこの個体が安いといったほうが正しいようで、例外的な個体だと考えるほうが良いでしょう。今の相場においてこのモデルはもっと高いはずです。
よってこのモデル、安いの見つけた!ということで、早く購入しないと売り切れとなる可能性が高いでしょう。
実際、革ベルト仕様でも60万円近くする相場の今において、それより10万円近く安くさらにブレスレット仕様なのですから、かなりのバーゲン価格。
レベルソの人気のモデルもそうですが、最近ジャガールクルトの気になるモデルは気づいたら売れているということが多い傾向です。
デザインも中身も非常に良いジャガールクルトは、マニアックなため、その内容の割には意外に注目されていない傾向でした。
しかし、近年は、注目されつつあるように感じます。
実際、マニュファクチュールのプチコン的腕時計が、パテックフィリップの半額どころか、ロレックスの主流モデルより安い金額で売られているわけですから、多くの人に注目されて当然といえば当然です。
たしかに5年ぐらい前まで、ジャガールクルトはロレックスよりも遥かに高い腕時計という存在でした。
そのため、内容が良くても、注目する人が少なかったのかもしれません。
しかし、ロレックスより安いという今、ジャガールクルトに視線が集まる良いチャンスだと思います。
そして、このブランドの素晴らしさを今までよりも多くの人が認識したならば、今後はかつてのヒエラルキーのようにロレックスより高い存在に戻るかもしれません。
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