第1世代にのみ設定されていたアクアノートのK18ブレスレットモデル。
ミディアムサイズの5066/1J-001とラージの5065/1J-001が存在しますが、いずれも数がかなり少ない傾向があります。
というよりもブレスレットに限らず、第1世代のK18モデル自体の数が少ないわけで、ブレスレットとなると「ほぼ市場に出ない」といっても過言でありません。
ちなみに、第1世代が現行だった当時からK18モデルを見ることは少なく、その頃5065/1Aを購入した筆者としても「-/1Jモデル」はどこで売っているのか分からない、といったぐらい、販売されている個体を見かけませんでした。
そんな超貴重なK18ブレスレットのアクアノートですが、現在約3年半ぶりに市場に出ている様子があります。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年1月 の安値 |
2025年9月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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パテックフィリップ
アクアノート 5066/1J-001 |
中古 | 3年 8ヶ月 |
¥6,798,000 | ¥13,980,000 | 7,182,000 | 205.65% |
今回登場したのは、ミディアムサイズの5066/1J-001。
現在水準は1398万円といったところですが、この希少性を知っている筆者としては「思ったよりもと安い」と感じてしまいました。
近頃といえば、K18ブレスレットモデルの上昇する状態に加え、この世代のアクアノートやノーチラスの上昇が目立っているといえます。
実際、ノーチラス3800/1Aの青文字盤と白文字盤は、ステンレス素材であるにも関わらず、現在1000万円超えといった状態。
それに対して、ノーチラスよりも希少性が圧倒的に高いといえるアクアノートの5066/1J-001が1398万円というのは、お得だと感じる次第であります。
なお、腕時計投資.comでは2018年2月から5066/1J-001を調査していますが、それから現在までにおいて市場に出た5066/1J-001は今回の個体を入れてわずか3本です。
前回出たのが2022年1月で、その前が2021年11月。いずれも登場後数日といったかなり短い期間で売り切れになっていた形跡があります。
ですから、5066/1J-001が購入可能であるという機会自体が「レア」であるわけで、筆者は今回始めてこれを記事化することができて良かったと思えた次第です。