デイトナは2023年に一斉モデルチェンジしたわけですが、現行デイトナで最も先に“初値超え”となったのがK18モデルであります。
K18モデルが初値超えとなる一方、SSモデルについては、大人気という印象がありながら、初値を下回っていました。
ただ、ここ1ヶ月ぐらいの間にSSモデルでも、ついに“初値超え”という現象が見られるになっています。
さて、そうなると先行して“初値超え”となっていたK18モデルの「今」がどうなっているか気になるところであります。
今回は、K18の中でもYGの126508を取り上げますが、記事では白文字盤を追っています。
白文字盤は、今年8月に一旦値下がり傾向となったものの、9月になると上昇。その際は、約847万円となっていました。
ちなみに、126508白文字盤の初値は約777万円。
今年8月に値下がりした時期を除くと、ほぼすべての期間で126508白文字盤は初値超えとなっているわけですが、現在水準はどうなっているのでしょう。
本記事で参考とした中古腕時計
本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2025年9月 の安値 |
2025年11月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
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ロレックス
デイトナ 126508 白文字盤 |
中古 | 0年 2ヶ月 |
¥8,478,000 | ¥8,880,000 | 402,000 | 104.74% |
126508白文字盤は、約888万円といった状態になっているのですが、これは9月水準に対して約40万円の上昇であります。
こういった値動きを見せた結果、126508白文字盤は最高値を更新したと同時に、初値に対して100万円以上の高値となっています。
ちなみに、近頃のK18モデルといえば「RGモデルが最も高値」という傾向がありますが、現行デイトナのRGモデルは10月に値下がり傾向となって、現在でも特に様子が変わりません。
その一方でYGは伸びているため、現在、126508はRGの126505よりも高値といった状態になっています。
ちなみに、K18デイトナにはいくつかの文字盤ラインナップがありますが、ボトム価格同士の比較で、126508のほうが高値であります。
現在、126508全体のボトム価格となっているのが、この白文字盤の約888万円。
それに対して、126505全体のボトム価格は、ブライトブラック&サンダスト文字盤の約856万円という数値ですから、YGのほうが30万円程度、RGに対して高値となっているのです。