エアキングは、名前はスポーツモデルのようですが、実際の扱いはスポーツロレックスではなく、これといって人気モデルという印象はありません。
しかし、きちんと相場を見てみると、ロレックスが全体的に高くなっていた2014年10月より9万円近く値上がりしているのです。
これ、なかなか凄い値上がりだと思います。
エアキングは34mmというこぶりなケースとその軽さから、普段使いするのに重宝する1本。
このシンプルさと34mmのデザインバランスが良いだけではなく、“最も廉価”という要素がカジュアルロレックスとして心地よく感じます。
今のエアキング116900は強いキャラクターを確立することに成功し、エアキングへの再注目という大きな役割を果たしました。
実際、116900以前の6桁時代においてエアキングはオイスターパーペチュアルとの区別がつかない存在という印象が強くなり、結果的に一時生産終了状態となってしまいました。
ですから116900の登場によって、エアキングに再度目線が動いた際、5桁リファレンスのエアキングはなかなか魅力的に感じます。
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