昨年12月頃からロレックスの多くのモデルが値上がり傾向ということは以前の記事でもお伝えしましたが、エクスプローラ2もその例に漏れること無く値上がり状態。
それまでは安い個体を38万円前後で買うことができたのですが、今となっては40万円以上出さないと買うことができません。
そしてこの40万円以上という中古相場こそ、白文字盤のエクスプローラ2としては初めての水準だと思います。
エクスプローラ2は確かに人気のモデルですが、その人気さとは裏腹に中古相場は目立って高くないという存在でした。
2007年頃には、黒文字盤と白文字盤の価格差はなく、新品実勢価格でも約40万円という水準。
2007年という時期は時計が全体的に高かった時期ですが、同じ頃サブマリーナデイトの新品実勢価格は50万円以上でしたから、エクスプローラ2はその頃既に高い値段のモデルではなかったのです。
近頃は、25万円程度という水準から復活したとはいえ、昨年12月以前の水準ではその値上がり額は10万円ちょっとと他のスポーツロレックスと比べると値上がり額が低い状況でした。
そして今年、エクスプローラ2は40万円を超えたことにより、安かった時との価格差が20万円近い状態となり他のスポーツロレックスに対して見劣りしないモデルとなりつつあります。
特に白文字盤は以前“安く人気がない”というレッテルを貼られていましたが、2000年に買っても2007年に買ったとしても「新品より値上がり状態」という凄いモデルに変化しているのです。
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