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日本の常識が世界基準へ、ロレックス『赤サブ』1680

2007年の相場を今の相場と比べると、かなり安いという印象がありますが、2007年の翌年、2008年に起こったリーマンショックにより赤サブの価格は一旦下落しました。

そして、安い時期だと日本ロレックス証明書付きの個体でも60万円台という水準。

よって、そこから比べると値上がり額は100万円以上となります。

とはいえ、金無垢モデルなど100万円以上の値上がりは珍しくないロレックス

赤サブは知名度のある人気モデルかつ数も少ないのに、この値上がり額はまだまだともいえるでしょう。

筆者も連載している雑誌『パワーウォッチ』の最新号(93号)では、“スイス本国だと日本では修理不可能なモデルも修理できる”ということがクールオークション林さんの連載に書かれていました。

日本では本物証明に難のあるモデルも、スイス本国のように本物証明が可能となると、今後の4桁リファレンスに対する評価は今より高いものとなる可能性があります。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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