同じく三雲スポーツ+ジェンタデザインというノーチラスの場合、現在クオーツモデルでも50万円以上という水準です。
ノーチラスクオーツの場合、かつて30万円台で売られていたという点、そしてサイズが通常3800より小さい32mm程度という点から“クオーツに対する不人気要素”はロイヤルオーク以上にあります。
ロイヤルオークの場合、クオーツが自動巻より小さい傾向、というのはノーチラスと変わりないのですが、元からミディアムサイズが35mm程度とノーチラスより大きいロイヤルオークの場合、33mmがクオーツのサイズとして割り当てられています。
33mmというとかつてはメンズサイズとして多々採用されたほどのサイズであるため、そこまで極端に小さいということもないでしょう。
懸念材料があるとすれば、それはクオーツムーブメントの寿命です。
クオーツムーブメントには、人の手では修復不可能な電子部品が含まれているため、その部分が壊れたら部品交換しかありません。
そのため、最近古いクオーツは「壊れたら怖い」というイメージがあります。
ただそれは、ノーチラスやオイスタークオーツにもいえること。
今のところメーカー側はメンテナンスしてくれる様子なので、時計が修理不可能になるということが無いのは救いだと感じます。
とはいえ、その際の修理費用がいったいいくらになるのかは気になる点です。
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