ウブロというブランドにおいて、その時計が値上がり傾向なのか、値下がり傾向なのかを判断するのはかなり難しいという事情が存在します。
その理由こそ、無数に存在するリファレンスの数であり、一見似ているモデルでもリファレスが異なる違うモデルということもあるのです。
そして長いリファレンスゆえに、リファレンスでモデルを判別するという文化が定着していません。
そのため、同じように見えるモデルでもきちんとリファレンスをチェックしないと、値下がりか値上がりかを判断するのが難しいのです。
例えば、同じような見た目でもある年を境にモデルチェンジされた場合、モデルチェンジ後のモデルは出たばかりであるため高くなる傾向があります。その場合、「値上がりしている」と判断してしまう可能性があるのです。
人気もインパクトも強いウブロというブランドですが、無数にリファレンスが存在するため、値上がり傾向となるのは珍しいような気もします。
ちなみにウブロの3針ムーブメントはHUB1112という型番なのですが、そのベースはセリタSW300。
セリタ製ムーブメントに対するブランド価値はあまり良くないですが、この時計の価格に見合っているかという点においては、懸念材料の1つだと感じます。
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