最近のスポーツロレックス相場は、マイナーチェンジといえるモデルの場合、新しいモデルの相場が上がる傾向があります。
例えば、エクスプローラの14270と114270の場合
ランダム番の114270が高い一方、P番の14270は他の14270と大差ない相場です。どちらも最終モデルであることに違いはないのですが、評価されているのは114270の最終モデルのみです。
例えば、GMTマスター16700とGMTマスター2 16710の場合
GMTマスターとGMTマスター2は名前が違う点と、時針が単独で動くという機能が違いますが、見た目はそっくりです。GMTマスターの最終モデルとして99年生産終了となった16700のA番は評価されてもよさそうですが、他の年式と大差ない傾向。一方、17610の最終品番であるM番は、びっくりするほどの高値となっています。
つまり、同じ見た目だと新しい方が高くなる
よって、ほぼ同じ見た目である16622と116622の場合、116622の評価が高くなる一方、16622の評価は変わらないというのは現時点では自然なこと。
とはいえ、前期には前期の魅力があり、16700のようにその型番の最終モデルということに価値を見出す方も多いのではないでしょうか。
ということで、この現象は将来的に変わりそうだと感じていますが、現在の状況では、16622ではなく116622を買ったら短期で20万円近い値上がりとなったのです。
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