コンキスタドールとスポーツロレックスの相場が逆転したという様子は2016年8月にもお伝えしたのですが、その頃からロレックスが10万円単位で値上がりしている一方、コンキスタドールは相変わらず値下がり状態が続いているのです。
コンキスタドールの値下がりにおいて興味深いのは、スポーツロレックスより安くなったという点だけでなく、カサブランカと同等の相場となった点。
先のようにかつての新品実勢価格はカサブランカよりコンキスタドールのほうが高く、それは中古相場となっても変わりませんでした。
また、カサブランカにおいて人気のある文字盤と比べた場合、コンキスタドールのほうが人気が無いという印象でもあり、かつてのオーラは消えてしまったという印象です。
とはいえ、この時計は5年ほど前まで「かなり高級だった」のです。そのため、現在の安値は、かつて憧れていた人にとっては良いニュースだと思います。
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