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反発の模様、パテックフィリップアクアノート5167R

金無垢アクアノートにおいて特に高いのは5167Rで、その相場は約340万円とステンレスと比較して150万円程度高い状況です。

ただし、これは現行世代のアクアノートであり、それをノーチラスに置き換えた場合、現行の金無垢モデル5711/1Rに関してはステンレスより300万円程度高い状況となっています。

しかし、アクアノートが凄いのは、旧世代である5066Gもステンレスより100万円程度高いという点。

よって、アクアノートの金無垢モデルはなぜか強いのです。

さらに今回短期間で40万円程度の値上がりということにより、その凄さがより一層強調された結果となりました。

ただしこの金無垢モデルの場合、340万円という水準であるためか価格差にばらつきがあるという事情も存在するため、今の値上がり額をそのまま『値上がり状態』とは言えないでしょう。

ただ、それでも値上がり状態には変わらなく、40万円という水準でないにしても数ヶ月間の間に十万円単位の値上がりをしたのはやはり立派だと感じます。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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