アクアノートやノーチラスはステンレスモデルでもその相場が200万円前後とかなり高いモデル。

また、金無垢モデルという存在は、パテックフィリップに限らず中古でもステンレスの倍近く高いという相場です。

そのため、ステンレスが200万円という水準であるアクアノートやノーチラスの金無垢モデルは300万円とか400万円という相場でも不思議はなく、「ものすごく高そう」という印象になります。

しかし、不思議とノーチラスの金無垢モデルはブレスレットまで金無垢という超豪華仕様であるにも関わらず、青文字盤ステンレスとほぼ同じ額で売られています。

ですから、ステンレスモデルがかなり高く評価される傾向のモデルの場合、金無垢モデルとの価格差が少なくなる傾向があるのかもしれません。

それはデイトナ16520にもいえることであり、現在200万円程度であるステンレスの16520と金無垢16528の差は50万円程度。

ただしそれにも例外があり、このアクアノートの金無垢モデルの場合、上記の例に当てはまることがないのです。

アクアノートの金無垢モデルにおいて主に流通しているのはラバーベルトモデル。

ラバーベルトですから金無垢なのは本体とバックル部分に限られるため、ブレスレットと比較して金の含有量は少なめです。

それにもかかわらず、ステンレスよりずっと高く、それはどの世代のアクアノートでも共通しています。

そのため、ノーチラスと比較してお買い得感が薄く、2016年11月頃に一旦値下がり傾向となったことから、それが状態が続くのかと思いきや、実は相場がきちんと復活しているのです。

（現在参考の腕時計がありません）

パテックフィリップアクアノート5167Rの価格比較