デイトジャストといえば、“フルーテッドベゼル”、“ジュビリーブレスレット”という印象がありますが、スムースベゼルに3連のオイスターブレスレットという組み合わせも存在します。
そういった仕様は、ステンレスに限らず、コンビモデルにも存在。
ちなみにデイトジャストは、116の6桁世代にまでメンズのK18モデルが用意されていましたが、スムースベゼル版は「コンビ」まででした。
このようにスムースベゼルは、デイトジャストの場合、コンビモデルにまで存在するわけですが、K18のスームースベゼルといえば、デイデイトが1世代前の36mmサイズである118208等で終了しているため、なんとなく「現行のデイトジャストにもスムースベゼルモデルがないのでは?」という印象になります。
しかしながら、スムースベゼル仕様のコンビモデルは、5桁から現行に至るまでずっとラインナップされ続けており、現行モデルでも41mmの126303と36mmの126203が存在。
しっかり、メンズモデルが2サイズ展開されているのです。
ただ、不思議と「スムースベゼルのコンビデイトジャスト」という存在については、レア感があり、いわゆる『デイトジャスト像』とは異なる見た目が魅力的だといえます。
特に、5桁世代については、6桁以降よりもラグ部分が“細め”であるため、より「スムースベゼルのすっきり感」が強調され、意外性のあるデイトジャストという感覚が強いといえるでしょう。
そのようなことから、スムースベゼルの16203は、同じ世代のフルーテッドモデルである16233よりも相場が高い傾向があります。
近頃といえば、16233が目立って上昇し、現在80万円前後といった水準にまで達している様子があります。
では、16203はどうなっているかというと、その答えは約93万円。
以前と変わらず、フルーテッドよりも高値という状態であるのです。
本記事で参考とした中古腕時計
本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2018年1月 の安値 |
2025年10月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイトジャスト 16203 シャンパン文字盤 |
中古 | 7年 9ヶ月 |
¥432,000 | ¥937,800 | 505,800 | 217.08% |
16203は、2018年時点で40万円台前半となっていましたが、その頃16233は30万円台後半。
それが今や16203は90万円台となっており、2018年水準に対して50万円程度の上昇となっているわけです。
デイトジャストといえば、様々な文字盤が展開されていますが、この16203にも多彩な文字盤がラインナップ。
今回は、シャンパン文字盤のバーインデックスを例としましたが、白文字盤などはすでに100万円超えとなっている様子です。