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現在相場考察

40万円台なっている、スピードマスターリデュースド3539.50

2025年11月3日更新
オメガのスピードマスター3539.50について斉藤由貴生が執筆。本記事では2024年3月の安値と2025年11月の安値を比較し現在相場を考察。この1年8ヶ月での変動は5万8300円の値上がりだった。

スピードマスター リデュースド 3539.50についての考察(2025年11月)

スピードマスターには、これまで「プロフェッショナル」や「デイト」など様々な種類が展開されてきましたが、「オートマチック」と呼ばれるモデルが、エントリーという立場を担っていたといえます。

オートマチックにおいて、最も知名度があるモデルといえるのが3510.50ですが、ロングセラーかつエントリーというように、「レア感」とは真逆のキャラクター。そうでありながら、年々じわじわと上昇してきた傾向があります。

さて、今回は同じオートマチックでも3539.50を取り上げますが、このモデル、見た目は3510.50とそっくりであります。

というのも3539.50は、2006年に3510.50の後継として出たモデル。似ていて当然なのです。

ただ、見た目は似ているとはいえ、中古相場は新しい3539.50のほうが高い傾向があります。

そんな3539.50はですが、前回お伝えした2024年3月時点で、約39万円という水準に達していました。

本記事で参考とした中古腕時計

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オメガ OMEGA 3539.50 スピードマスター クロノグラフ 自動巻き メンズ 良品 I#142377

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2024年3月
の安値
2025年11月
の安値
変動額 残価率
オメガ
スピードマスター
リデュースド
3539.50
中古 1年
8ヶ月
¥390,500 ¥448,800 58,300 114.93%

では、3539.50の現在水準はどうなっているかと、約44万円といった様子。

2024年3月から現在にかけて、30万円台⇒40万円台になるという変化を遂げたわけです。

今回の事例からしても、やはりレア感と真逆なモデルとはいえ、スピードマスターの「オートマチック」はあなどれないといえるでしょう。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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