スピードマスターには、これまで「プロフェッショナル」や「デイト」など様々な種類が展開されてきましたが、「オートマチック」と呼ばれるモデルが、エントリーという立場を担っていたといえます。
オートマチックにおいて、最も知名度があるモデルといえるのが3510.50ですが、ロングセラーかつエントリーというように、「レア感」とは真逆のキャラクター。そうでありながら、年々じわじわと上昇してきた傾向があります。
さて、今回は同じオートマチックでも3539.50を取り上げますが、このモデル、見た目は3510.50とそっくりであります。
というのも3539.50は、2006年に3510.50の後継として出たモデル。似ていて当然なのです。
ただ、見た目は似ているとはいえ、中古相場は新しい3539.50のほうが高い傾向があります。
そんな3539.50はですが、前回お伝えした2024年3月時点で、約39万円という水準に達していました。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
| 腕時計 | 状態 | 期間 | 2024年3月 の安値 |
2025年11月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
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オメガ
スピードマスター リデュースド 3539.50 |
中古 | 1年 8ヶ月 |
¥390,500 | ¥448,800 | 58,300 | 114.93% |
では、3539.50の現在水準はどうなっているかと、約44万円といった様子。
2024年3月から現在にかけて、30万円台⇒40万円台になるという変化を遂げたわけです。
今回の事例からしても、やはりレア感と真逆なモデルとはいえ、スピードマスターの「オートマチック」はあなどれないといえるでしょう。