高値というだけじゃなくて、世界中で大人気となった青赤ベゼルのGMTマスター。
フェラーリ元会長で現在アリタリアCEOを務めるモンテゼーモロ氏が、このフチなし文字盤の青赤GMTをしている姿は有名です。
そんな、不人気から一気に人気の腕時計となったGMTマスターですが、実は安値で買えたチャンスがあったのです。
それが2010年!
なんてたって、2007年にはすでに高値となっていたGMTマスター。
そして特に高い4桁リファレンスが、30万円を切る価格で買えたなんて、とてもビックリ。
2010年において、すでにGMTマスターは高くなっていたので、なんとなく高いという印象なようですが、実は2006年以前並の安値だったのです。
これ、値段の上下がすごい。
こんなに値段の上下が激しいと値落ちリスクがある一方、高いリターンを得る可能性があるという、なんとも高いギャンブル性。
これは買っておけばよかった1本です。
2006年頃青赤ベゼルが廃止されたGMTマスターですが、2014年にホワイトゴールド専用色として復活。
かつては新品33万円でも誰にも見向きもされなかった青赤ベゼルですが、今や300万円クラスモデルの専用色となりました。
そして、過去に出たモデルもどんなに安くても中古60万円以下では買えないという状態に。
かつては価値無しとされた青赤ベゼルは、今はとても価値ある存在。
その価値ある存在の4桁リファレンスとなれば、100万円近いという現在相場も納得。
しかし、一旦は高くなっても一時的に30万円を下回る安値になったというのもこの時計の面白いところ。
今後もGMTマスターの1675、どんな相場になるか楽しみです。
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