116613LBの文字盤がマットだった頃、美しい文字盤として評判の高い青サブを手に入れようと思ったら5桁時代の16613を手に入れるしかありませんでした。
しかし、今となっては現行モデルの116613LBが5桁時代と同じような文字盤となっているため、16613自体の存在価値は以前より低下したはずです。
ですから、5桁時代にしかない希少かつ人気要素を備えた「16613SG」が「16613」と同じ値上がり額というのは、惜しく感じるのです。
実際この16613SG、非常に魅力的なモデルというだけでなく、定価も文字盤単品価格も16613よりだいぶ高級なモデル。
過去も今も通常の16613との価格差は15万円程度ですから、この文字盤における市場評価は約15万円ということになります。
ちなみにパネライの場合、ルミノールベースの通常文字盤と希少ダイヤ文字盤の価格差は約150万円。
さすがに、そこまでの価格差になるとは思えませんが、今の15万円程度というSGに対する評価はもう少し上がっても良い気がします。
なお16613は、SGモデル含めてバックルが前期のステンレスタイプか後期のコンビタイプかで相場が異なるため、今回は前期バックルのX番という比較的古めのモデルで比較しています。
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