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コンビは少し値上がりした、ロレックス『GMTマスター2』116713LN

現在、黒青ベゼルの116710BLNRとコンビの116713LNの相場差は約6万5000

依然として“少し足してコンビを狙える”という感覚は変わりませんが、1年前と比べてその差が少し大きくなったというのは興味深い点です。

特に、値上がりしたのが大人気モデルである116710BLNRではなく、そこまで注目されていないコンビのほうだったというのが意外です。

ちなみに、6桁リファレンス時代のコンビモデルとして最も高いのは青サブです。

青サブはもとから人気があることに加え、6桁リファレンス時代の特徴であるセラミックベゼルと、色付きベゼルというトレンドを抑えているため、高値傾向というのは納得。光沢感のある後期文字盤のほうが高いのですが、それでも110万円という水準。

GMTマスターの黒青ベゼル116710BLNRとコンビ116713LNを比べると“ちょっと足して買える”という範囲に収まっている印象ですが、青サブと黒青ベゼルを比べるとその価格差は18万円という水準となり、比べる対象ではなく感じます。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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