このサルタレーロ、この時期のヴァシュロンらしい美しい見た目の文字盤とともに、あまり三雲ブランドでは採用されないレトログラードが搭載。
レトログラードといえば、フランクミュラーグループのピエールクンツが主に採用していますが、その要素を三雲ブランドらしくまとめたこのサルタレーロの魅力はとても強いと思います。
このモデル、限定数がたった200個しかないということもあり、ネット上でもなかなか売られることを見かけないモデル。
このサルタレーロのように限定数が少なくても“常に売っている”傾向があるモデルがありますが、そういった時計とは違い、本当に入手する難易度が高いモデルです。
定価は400万円近くするこのサルタレーロですが、2008年の中古価格は108万8000円という数値。
そして、そこから今にかけて100万円以上値上がりしていますが、まだまだ「安い」と感じるほど魅力ある時計だと思います。
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