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A番というプレミアム、ロレックスデイトナ16520

かつて安値のデイトナとの価格差が5%程度だったデイトナA番ですが、現在の価格差は10%近いという状況。

昨年2016年12月頃より16520はそれまでの120万円という相場から160万円以上という相場まで急上昇しましたが、それに伴いA番のデイトナ180万円以上という水準まで上昇しました。

とはいえ、T番などが120万円台程度の頃、A番は140万円程度であったため、2016年12月以前よりお買い得となっているという見方もできます。

16520の数自体が少なくなってきている中、A番は特に少ないためもしかしたらこれ以上の上昇も期待できるかもしれません。

特にA番の16520は、デイトナ16520の相場が120万円前後だった頃、今より“A番によるプレミアム”が高く評価されていましたし、最終年式の1つ前という品番はGMTマスター216710などでも評価される傾向にあります。

2016年までのA番に対する付加価値を今のデイトナ相場に当てはめた場合、T番などに対して16%高のプレミアムとなるわけです。

16520黒文字盤のT番などが165万円だった場合、16%上乗せするとA番のデイトナ191万円程度となります。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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