近頃、ロイヤルオークの中でも特に「人気」という印象なのはエクストラシンという存在です。
エクストラシンは「2針」であったり「AP」ロゴの位置が文字盤下部であったりと、初代モデルを彷彿とさせる内容。
そのため、品薄状態かつ高値な状況となっているのですが、意外と中古が少ないため値動きの様子をつかむのが難しい存在でもあります。
それに対して15400STは流通が一定数あるため、値動きを把握しやすい傾向があります。
15400STは、2012年に出た比較的新しいモデルで、41mmという大きなケースサイズが特徴。
39mmの15300は出た時期などがノーチラスの5711/1Aと同様で、現行ノーチラスのライバル的な存在ですが、15400はさらに豪華版といったキャラクターであるのです。
ロイヤルオークはシンプルなモデルのラインナップだけでも今のように、39mmの15300、41mmの15400、それにエクストラシンなど多種多様なモデルが存在。
ですから、一体どれがノーチラスのライバルなのかという判断をするにも考察が必要となり、把握が困難なのです。
とはいえ15400は、「ノーチラス5711/1Aに対応するモデルの更に大きな豪華版」という説明ができるため比較的分かりやすいキャラクターを持っています。
そのため、このモデルが1年弱という期間で約48万円の値上がりをしたというのは、納得できると感じます。
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