回転ベゼル仕様のデイトジャストという存在は、ロレックスブームだった2000年頃において「サンダーバード」と呼ばれていましたが、世代交代した2004年からは「ターノグラフ」という正式名称となりました。
このターノグラフは、同じ時期に登場したデイトジャストの116233と同様に、6桁世代の特徴を持つロレックスの第一世代という印象があり、5桁世代では採用されていない特徴を有しています。
文字盤下の「ターノグラフ」表記部分と針、そしてデイト表示が「赤」という特徴を持つターノグラフですが、このようなイレギュラー要素を持つモデルは5桁世代ではありえませんでした。
また、6桁世代においても他のモデルと比較して赤いデイト表示はターノグラフと一部のデイトジャストしかなく、特殊な存在であるという印象となります。
また、日本限定のコンビモデルに至っては、デイト表示が緑色のフォントとなっており、更にイレギュラーな仕様となっています。
イレギュラーな要素といえば、ロレックスにおいて人気が高く、特に生産終了後に高く評価される傾向があります。
代表的なのは「赤サブ」ですが、サブマリーナの文字が赤となっている仕様がレアとして評価されています。
それに対して、ターノグラフは文字だけでなく、針もデイト表示も赤。所謂レアモデルより、さらにイレギュラー要素が多いのです。
しかし、イレギュラー要素がこれだけ多いのにもかかわらず、ターノグラフはそこまで評価されているとは言えません。
大きく評価されるといったようにならないのは、イレギュラー要素が多すぎて逆にレア感を感じづらいのかもしれません。
2010年から2016年にかけて値動きした額は、ロレックスとしては大きく値動きしない傾向のミルガウス116400と同水準といったところです。
とはいえ、2016年8月時点から現在にかけてターノグラフはしっかりと値上がり気味。約6万円高くなっています。
ただ、最近同じく値動きしない傾向があったミルガウスも同じように高くなっており、ミルガウス116400と似たような値動きをする傾向があるといえます。
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ロレックスデイトジャストターノグラフ白文字盤116264の価格比較
時計名 | 状態 | 2016年8月の安値(楽天) | 期間 | 2018年5月の安値(楽天) | 変動した額 | 残存価額 |
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ロレックス デイトジャスト ターノグラフ 白文字盤 116264 |
中古 | ¥498,000 | 1年 9ヶ月 |
¥561,600 | 63,600 | 112.77% |