シードゥエラーディープシーのDブルー文字盤といえば、何かとキャラクターが濃い存在で、実勢価格も高値という印象がります。

黒文字盤のディープシーの中古が100万円以下という頃においても、Dブルー文字盤となると140万円以上という水準。

文字盤デザインの差で40万円以上の価格差があるという状況が当たり前だったのです。

ステンレスのスポーツモデルで中古が140万円というレベルに達しているのは、僅かなモデルに限られ、Dブルー以外ではコンプリケーション機構を搭載したヨットマスター2ぐらいでした。

ちなみに、今ではデイトナの16520と116520は140万円以上という水準に十分達していますが、2016年12月以前における両デイトナの価格帯はDブルーより安かったのです。

例えば2015年において、Dブルーは約150万円という水準でしたが、デイトナ116520は約110万円。それが、2017年10月時点では、Dブルーとデイトナ116520がほぼ同じ140万円前後という水準になっていたため「どちらにしようか」と迷える状況となっていたのです。

Dブルーは2014年に出たモデルであるため、比較的新しいというキャラクター性や、2015年以降やや値下がり傾向という要素があります。そのため、デイトナ116520と同水準になった際、Dブルーはさらに値下がるのかと判断することができたかもしれません。

しかし、2017年10月から約5ヶ月経った今、なんと116660のDブルー文字盤は160万円台という水準に変化。つまり約5ヶ月で27万円程度高くなっているのです。

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