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4桁世代なのに6桁と同水準だった、サブマリーナ1680

2017年7月といえば、多くのロレックスの値上がりが目立っていた時期ですが、その頃において1680が評価されていなかった理由として考えられるのは、目立たなかったという点があるかもしれません。

サブマリーナの4桁モデルとしては、「赤サブ」という有名モデルがあり、同じ1680でも通常文字盤よりずいぶん高い水準となっています。

また、5513のフチなしなどは以前から1680より高いため、4桁モデルにおいて1680はそれら他のサブマリーナに埋もれてしまっていて目立なかったと考えられるのです。

2018年においてサブマリーナは、値動きするモデルが多く、かつて新品実勢価格が30万円台だった1661070万円台という水準に達しています。

そして、116610LV16610LV120万円台となっており、2017年より高い水準となったモデルが目立っている状況です。

そのような2018年において、1680が値動きしたということは自然なことだといえるのですが、116610LVより高くなったという点は、やっと4桁として評価されたという感想になります。

ちなみに5513の「フチなし」は現在150万円台となっており、1680より高い水準。4桁リファレンスにおいては、相変わらずデイトよりノンデイトのほうが高いという様子が続いています。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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