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80万円台になった黒サブ、ロレックスサブマリーナ16613

2017年といえば、多くのロレックスの値動きが目立った年ですが、この16613の値動きも、そのような動きの1つという印象です。

大きく値動きした腕時計の場合、その後の値動きはそこまで目立つ様子とならない、というように思われるかもしれませんが、この1661370万円台となった後にも1年8ヶ月という期間で10万円以上値動きしているのです。

ちなみに、2008年における16610の相場はこの16613黒サブとほぼ変わらず、30万円前後という様子でした。

現在、1661070万円台であるため、80万円台半ばに達している16613黒サブのほうが、2008年と比較するとより値動きしたといえます。

16610といえば、かつての新品実勢価格が30万円台後半で、入手難易度も低いという印象があったため、現在の70万円台という水準がとても優秀と感じます。

その一方で、この16613黒サブは、16610や青サブと比較して目立たないという印象もあるため、あまり値動きしていないと思うかもしれません。

そんな16613黒サブですが、2008年と比較すると、実は16610より値動きしている優秀さがあるというのは面白いポイントだといえます。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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