デビュー当時、白文字盤メインの展開で、ラバーベルトのラインナップ展開はしていなかったと思います。
ラバーベルトに黒文字盤という配色は、多分2004年のマイナーチェンジで追加されたモデルでしょう。
フランクミュラーとかもそうですが、縦長の時計って、サイズがメンズなのかレディースなのかがわかりづらく、このレッタンゴロも39mm、45mmと言われても、どれがメンズサイズなのかすぐにはわかりません。
メンズサイズ、正解は45mm。
自動巻きメンズサイズ、ラバーベルト仕様の定価は45万円とスクーバ系と同程度。
現在スクーバの評価も15万円前後と安値傾向ですが、こちらは8万円台ともっと安価。
2000年にデビューという比較的新しいラインであるにもかかわらず、モデルチェンジという形ではなく既にカタログ落ちとなっています。
それが示ように不人気だったのでしょう。
しかし、この時計、フォーマルウォッチにスポーツ系の要素=ラバーベルトを採用というのが面白いと思うのです。
この手の『ブレスレットのような形状+ベルト』はブルガリのお家芸。
当時、スクーバやアルミニウムに装着されていたラバーベルトをレッタンゴロに搭載というのは、今でも新鮮さを失っていない見た目とも思えます。
で、これ、2014年から微増ではありますが8000円の値上がり。
初心者用として最適だと思われます。
というのも、
これと同じような時計はアルミニウムでしたが、あちらは現在程度の悪いものが非常に多く、難しくなっているのです。
(というよりも、程度のよいモノを買って長期狙い、というように投資スタイルが変化)
よって、この時計、ラバーベルトは傷みやすいという短所はありますが、まだまだ程度の良さそうなものが出ている今、腕時計投資の初心者用として良いかもしれません。
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