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30万円台になった、スピードマスターブロードアロー3551.50

2017年9月から2019年2月までの1年5ヶ月の間において、この3551.50が値動きした額は3万円という水準ですから、値動きとしては決して派手というわけではありません。

しかし、長らく20万円台という水準だった黒文字盤ブロードアロー30万円台という水準になったということは、なかなかのインパクトがあると思うのです。

ブロードアローは、フレデリックピゲという高級ムーブメントを搭載した「高級なスピードマスター」ですが、この黒文字盤やオリンピックモデルなどは、2018年まで20万円台で購入可能だったのです。

しかし、2019年の今となっては、オリンピックモデルもこの黒文字盤も、30万円台という水準に達しており、以前のように「フレデリックピゲの最安値モデル」というわけではなくなっている様子です。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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