2005年世代のエリプスは、新品で売られている当時から「まだ売られているのか」と思われるほど謎な存在感を放っていたとも感じます。
そのため、古いモデルをそのまま売っていた、とも感じてしまったわけですが、よく見ると「実はかなり魅力的なモデル」ということが分かり、パテックフィリップがこれをラインナップしていた理由が分かります。
ゴールデンエリプスの魅力は、一見すると「変な時計」に見えるのですが、見ているとだんだんとハマってくるという点。
こういった魅力は、ノーチラスと似ているということは、以前から指摘しているとおりです。
ノーチラスのように爆発的なヒットとなるには、数が少ないためハンディもありますが、それでもエリプスという存在には、「分かる人には分かる」という秘めた魅力があると思うのです。
|