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30万円台に下落、アルミニウムAL38G

AL38Gは、金無垢スポーツブルガリとしては、いつの時代でも相対的に安いと感じる水準で、リーマンショック時は20万円台、アベノミクス以降でも30万円台という印象があります。

ブルガリの金無垢スポーツのストラップには、ブレスレット、ラバーベルト、革ベルトがありますが、ブレスレットが最も高く、革ベルトが最も安い傾向があります。

ちなみに、クロノグラフには自動巻とクォーツがあるため、最も安い金無垢モデルの組み合わせは、『クォーツ&革ベルト』となります。

けれども、このAL38Gは例外といえ、いつの時代でも、CH35G(クォーツ&革ベルト)より安いのです。

ただ、安いといっても、その差はそこまで大きくなく、「同等もしくはやや安い」という表現がしっくりきます。

なお、現在CH35Gの革ベルト&クォーツは40万円以上という水準になっており、数年前の30万円台という水準より値上がりしている様子です。

それに対して、このAL38Gは、2018年8月に40万円台中盤となった一方で、現在では再度30万円台中盤にまで下落。

他の金無垢ブルガリとは異なる値動きとなっている様子なのです。

このAL38Gは、2019年現在においてそこまで有名なモデルではありませんが、一定のファンがいる様子で、比較的短い期間で売れている様子を目にします。

そういった傾向があるにもかかわらず、AL38Gは、現在金無垢スポーツモデルでありながら、約34万円という水準で購入可能であるのです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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