このAL44TAというモデルは、2010年頃に新品で買ったとしても、現在の水準を見る限り、大きなマイナスとならなかったと感じます。
そういった意味では、なかなか優秀さを感じ、特にスポーツクロノなどと比較するとその印象は強まるといえます。
この44mmのアルミニウムは、パネライブームが引き起こした時計の大型化にまさに影響された存在だといえ、2000年代という時代の流れを感じる1本です。
そういった意味では、流行り物という印象もあるようにも感じますが、今でもアルミニウムの中で相対的に高いということから、人気があるといえます。
実際、筆者がこの記事を準備している際、取り上げようとおもっていた個体は、記事を書く段階で売り切れとなってしまいました。
ブルガリの腕時計は、あまり大きな変動となるモデルが目立ちませんが、一定の需要があるという点は他のモデルにも共通しており、ファンがきちんといるという印象です。
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