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2016年より大きくない下落幅、デイトナ116515LNチョコレート文字盤

2016年夏頃に多くのロレックスが値下がりしたというのは、すでに忘れかけられている出来事のようにも感じますが、そういった時代においてこの116515LNはかなりな下落となっていたわけです。

それに対して、同じように“夏頃”から下落している2019年の今、116515LNの下落幅は、2016年当時と比較して弱い様子。

その理由として考えられるのは、116515LNがすでに生産終了モデルであるからかもしれません。

2016年当時は現行モデルだった116515LNですが、2017年に生産終了となったため、それ以降は「レアモデル」という要素が加わった感覚があります。

ですから、同じ値下がり傾向でも、2019年現在、そこまでの下落となっていないのは、やはり以前より評価されているのではないかと感じます。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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