そういった印象を決定づけた要素の1つとして大きいのは、2018年に黒文字盤と入れ替わるかたちで登場した青文字盤の存在だといえます。
116719BLROの青文字盤は、デビュー翌年には、新ムーブメントを搭載する新型番にモデルチェンジされたため、ラインナップされた期間が1年という超短命モデル。
パテックフィリップでも“1年しか販売されなかった”というモデルはレアなため、高い傾向がありますが、ロレックスの場合はさらにそういったモデルが少ない印象があるため、とてもレアという印象があるわけです。
そのため、116719BLROの青文字盤は、前回登場時でも既に500万円台という水準に達していました。
そういった価格帯でも、青文字盤は比較的早く売れてしまい、現在では中古で販売される個体が無い状況です。
そして、この黒文字盤についても、多くのロレックスが値下がりした7月から10月現在という時期にかけて値上がり状態。同世代の人気モデルの下落が目立つ中、逆に上昇しているのです。
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