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2016年5月29日更新

今がお買い得、パシャクロノグラフ金

パシャ38mmといえばパシャの高級ライン。

一般的に売られているのを目にするモデルとしてはステンレスモデル、それもブレスレット仕様のやつ。

ですが、これは金無垢仕様のより“高い”やつ。

ちなみに、ホワイトゴールドモデルも存在しますが、ステンレスモデルとの差が一目見ただけではわかりづらいため、どうせ高いお金を出して買うなら「金」ってことがすぐ分かるイエローゴールドモデルのほうが所有満足感が高そうです。

とはいってもホワイトゴールドモデル、ブルガリよりはマシです。

あえてでしょうけど、まったく見た目の変化を持たせないブルガリと違ってカルティエの場合、金モデルは文字盤のインデックスが金無垢でできています。

で、このパシャ38mmクロノグラフ、金無垢のブレスレット仕様でもこの価格。

パシャ38mmのクロノグラフといえばフレデリックピゲ搭載で有名ですが、同じくフレデリックピゲ搭載の三雲ブランドのクロノグラフ(ステンレス)と同じ価格でオール金無垢モデルが買えてしまいます

見た目もカルティエというブランドも、これほど分かりやすいほど「高いだろ」という内容のこっちを選ぶか、時計ファンとして「ぐっとくる」ロイヤルオークのクロノグラフを買うか、考えてみたら面白いですね。

ロイヤルオークだろ、と思う人が多いかもしれませんが、誰かから“反応”が欲しいなら、金無垢のパシャ38mmすごく良いネタになりそうです。

もしも、これがデパートでの買い物だったらロイヤルオークパシャは比べる対象にならないでしょう。

多分、金無垢パシャのほうが高いはず。

よって、値下がり傾向の金無垢パシャ38mm、今がお買い得なのだと感じています。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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