そんなネプチューンのピンク文字盤は、1年前と比べて、現在14万円ほどの値下がり状態となっています。
ステンレスのパテックフィリップは、数が少ない傾向があり、かつてはその対象もノーチラスだったように、スポーツ系への採用が主という傾向があります。
しかし、ネプチューンは、ステンレスブレスレットながら、スポーツ系といったイメージではありません。そういった意味では、パテックフィリップの歴史において、かなり異色なモデルだといえるでしょう。
2000年代前半から現在までにかけて、このネプチューンに対して「人気」という要素はあまり感じられません。
ただ、よく考えてみると、いろいろ濃い要素があるため、なにかのきっかけで注目される可能性がないわけではないでしょう。
いずれにしても、着けこなすことも、そのキャラクターの理解度を深めるハードルもかなり高いといえるのが、このネプチューンという存在なのですが、そのハードルを超える人がどれだけいるかということが興味深いと思います。
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