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この1年でほぼ変化なし、サブマリーナ116613LB前期文字盤

この116613LBの値動きは、2019年3月⇒2020年3月の1年間で約3万円という水準ですが、これはほとんど変わっていないといえるかと思います。

また、2019年10月には消費増税があったため、2019年の水準を税率10%換算すると、その価格差はさらに少なくなりますが、いずれにしてもこの1年でほぼ変わっていないということに違いはないといえます。

この116613LBには、前期と後期文字盤がありますが、筆者は2017年頃から前期文字盤に注目しています。

その理由は、ロレックスとしては短期間で生産終了となった点ですが、それに加えて“サンレイでない青文字盤”という点がレア感を強くしていると思います。

この仕様こそ、まさに現行時代に不人気だった点でありますが、そういったものが後の人気要素となることは、ロレックスでは珍しくありません。

とはいえ、そのような指摘は2017年からしていますが、その頃から3年程度の時間が経過した今においても、未だ前期文字盤が特に評価されるという現象は起こっていないため、今後も状況に大きな変化は無いのではとも思ってしまいます。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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