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強さを感じる、デイトナ116515LNチョコレート文字盤

ロレックスといえば、2019年夏頃から値下がりし、2020年になってから一部人気モデルを中心に回復傾向の兆しがありましたが、ここ最近は新型コロナウィルスの影響からなのか、あまり相場が動かない様子があります。

それに対して、この116515LNチョコレート文字盤は、目立った上昇となっているため、他と明らかに違う動きとなっているわけです。

実際、2019年夏に値下がりし、値下がり以前の水準を大幅に上回る存在は116515LNチョコレート文字盤とプラチナの116506ぐらいだといえます。

これら2本の共通点は、中古相場が他のデイトナよりも高いといった特別感だといえます。

そして、この時期に過去最高値といえる水準となっていることから、かなりな「強さ」を感じます。

ちなみに、116506Aは2019年夏に値下がりしていないかつ、今では900万円台というように、他の事情を無視するかのような値上がりとなっているため、最も「強い」といえる存在だといえます。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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