人気モデルの多くは、2019年上半期に目立った上昇となった一方、2019年夏頃から下落傾向となった経緯があります。
そして、2020年初頭にはそういったモデルに回復の兆しが生じたのですが、今度は新型コロナによって、再度の下落トレンドとなってしまったわけです。
とはいうものの、5月末に緊急事態宣言が解除されると、4月に値下がりしたモデルの一部が回復しました。
さて、今回お伝えするのはアクアノートの5167/1A-001ですが、この時計はどういった値動きをしていたかというと、2019年上半期に目立って上昇⇒2020年1月ごろに値下がりといった様子となっていました。
分かりやすく値下がり傾向となったのが、2020年1月ですから、他のモデルと比べて明らかに遅かったといえます。
その際、5167/1A-001は365万円という水準となっていたのですが、これは2019年6月の約405万円に対して40万円ほど下落した様子でした。
5167/1A-001は2018年頃まで「2014年水準よりも安い」という状況だったため、2019年の400万円台という水準は感慨深いといえたわけです。
2019年にそのような水準となったことが示すのは、5167/1A-001が「人気モデル」だということですが、そうすると2019年夏頃からの下落トレンドに大きな影響を受けるのは必然ともいえるため、2020年1月の下落は「400万円台でなくなった」という状況ながら、「人気モデルらしい値動き」ともいえたのです。
そんな5167/1A-001ですが、なんと今、回復傾向となっているのです。
現在回復傾向となる人気モデルは多い印象ですが、そういったモデルは2020年4月に新型コロナの影響で目立った値下がりとなっていました。
その一方で、5167/1A-001は4月に目立った下落とはなっていなかったのですが、今の回復トレンドには影響されているようなのです。
パテックフィリップアクアノート5167/1A-001の価格比較
時計名 | 状態 | 2020年1月の安値 | 期間 | 2020年6月の安値 | 変動した額 | 残存価額 |
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パテックフィリップ アクアノート 5167/1A-001 |
中古 | ¥3,650,000 | 0年 5ヶ月 |
¥3,850,000 | 200,000 | 105.48% |