116506Aは、2019年夏の下落トレンドの際も、値下がりするどころか上昇し続けていたといった経緯がありましたが、その際、1000万円以上という水準になることなく、新型コロナによる下落トレンドで、5月には約899万円に下落してしまいました。
ただ、それから1ヶ月後の6月には再び上昇し、約939万円まで回復。
そして、今、再度上昇し、ついに1000万円超えとなったのです。
これは、筆者が確認した水準としては過去最高値でありますが、116506のほうもそういった様子になっているということは先日お伝えした通りです。
116506Aや116506の値動きをお伝えする際、いつも感じるのは「人気腕時計のトップ価格が変化した」という点です。
数千万円といったように高い腕時計は20年前の段階からたくさんありますが、多くの人が憧れる「人気モデル」となると、そのトップ価格は20年前ぐらいだと100万円程度だったのです。
その後、「人気モデル」のトップ価格は徐々に上昇し、特にこの3年ぐらいの間に116506やノーチラスが、それをガバっと上げた印象があります。
以前の記事では、「100万円⇒300万円⇒500万円⇒700万円」といったことを感慨深いなどと思っていましたが、700万円台で驚いたのも記憶に新しい今、116506Aは1000万円台となっているのです。
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