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2020年10月13日更新

2016年水準とほぼ変わらない、年次カレンダー5396G-011

なお、この5396G-011先にお伝えしたように、2016年7月の段階でも388万円ですから、4年前と比較しても「ほぼ変わっていない」ということになります。

ちなみに、2017年9月時点の水準は380万円。この時、2016年7月と比べてやや値下がりしたものの、そこまで大きく変わっていなかったといえます。

ですから、この5396G-011は、この4年間においてほぼ中古水準が変わっていないわけです。

2016年7月と現在とでは、大きく値動きするモデルが多々あるという印象があり、実際今、2016年の水準を見たならば、多くのモデルに対して「安い!」と思うことでしょう。

しかしながら、この5396G-011は変動していないため、不思議なお得感を感じるかもしれません。

2016年と比べても、あまり値動きしていないというモデルはあるにはあるのですが、5396G-011のように、数年前まで「高くて人気」と思われていたようなモデルでの事例は稀だといえます。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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