この118205黒文字盤がこれまで最も変動したのは、『2009年⇒2017年』の約41万円という上昇ですが、この間には様々な出来事が含まれるため、このような動きは驚くに値しないということができます。
改めてお伝えしますと、2009年はリーマンショックによって全体的に安い時代であり、その後腕時計は2013年のアベノミクス以降全体的に高くなりました。そして、2017年頃からはさらに高くなった傾向があったため、『2009年⇒2017年』という期間では数十万円単位という変化となっている腕時計が多いわけです。
しかしながら、今回の値動きは『2018年⇒2020年』という期間で約46万円の上昇という状況。『2009年⇒2017年』の約41万円高という動きを上回っているのです。
経済的出来事の観点からも、単純な時間(年数)の長さからしても『2009年⇒2017年』の値動きを超えるのは困難だといえますが、これを達成してしまった理由はやはり現在のK18の上昇トレンドに他ならないと思われます。
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